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猫夜話~nekoyawa~翼~

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僕らにはヒトには見えない翼がある。
それは遠い遠い昔、僕らが地上に舞い降りる時に猫神様からもらった地上へ降りる為のプレゼント

草むらに降り立つ仲間は空色の自由と言う名の翼を

ヒトのそばに降り立つ仲間は無色透明なクリスタルの翼を

それぞれの翼は地上で様々に変化する

草むらに降りたつ仲間が運命のヒトに出会ったら、自由という名の翼は愛情色に染まっていく。
それは身軽に飛び立つ事はできなくなるけど、ふわふわでとても温かくてとっても心地よい大きな翼になるんだ。

クリスタルの翼はヒトのエゴに触れると僕の身を守る棘にもなる。
逆にヒトの愛情に包まれると、お日様色のとっても大きな力強い翼になる。


やがて、空に帰る約束の時がきたら
それぞれの翼を広げて、遥か遠くの空を目指すんだ

お別れは辛いから、せめて涙の代わりにプレゼントを

空色の翼から舞い落ちる羽毛は、誇り高き思い出
愛情色の翼から舞い落ちる羽毛は、幸せな思い出
お日様色の翼から舞い落ちる羽毛は、甘やかな思い出
そしてその羽毛は僕らの変わりに仲間を、ヒトを守り包んでくれるんだ

棘に変わってしまったクリスタルの翼からは、優しい痛さを

棘はヒトにふりそそぐけど、その痛みに気付き、受け止める努力をした時に
棘はやがて輝きに変わるんだ

僕らにはヒトには見えない翼がある。

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本日のおまけ・・・3連休、楽しい週末を♪
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猫夜話~nekoyawa~wind第三夜~

2010-7-5-1.jpg

おばさんがお出かけして、部屋には僕だけの時間が流れていった。
夕方になると別のおばさんがやってきて夜、僕が眠りにつくまでそばに居てくれた。

「いいコだね。もう少しでお母さん帰ってくるから、もうちょっと留守番してようね。」

僕はずっと待っているよ・・。
ひだまりに包まれていると、おばさんに包まれているように気持ちが良いんだ。
だから寂しくないよ・・・。

------------------------------------------------------

いつものように窓辺でお昼寝していた時、どこからか、ふわっと風が僕の頭を撫でていった。

「約束・・・守れなくてごめんね・・。貴方の事はいつも見守っているからね・・」

優しい風の中におばさんの声を聞いた気がした。
でも、どこにもおばさんはいなかったんだ。

今のはなんだったんだろう・・・

そんな事をぼんやり考えていたら、僕の面倒を見てくれていた人達がいつもよりちょっと早くやってきたんだ。
そして僕を強く抱きしめて泣きながら

「お前のお母さん、空に帰ってしまったんだよ・・。でも、心配しなくていいからね。君のお母さんに、面倒はきちんとみるから心配しなくていいからねって約束したからね・・心配しなくていいからね」

僕のおもちゃ、食器、ご飯、トイレ
そして僕は思い出のたくさん詰まった部屋を後にした。
僕の耳にドアがバタンと閉じる音が響いた。

外出は大嫌いだけど、不思議と今日は怖くないんだ。
だってずっと風が優しく僕の体を撫で続けてくれているから・・・

「いいコだね、いいコだね・・・」


猫夜話~nekoyawa~wind完~

(今夜のお話は事実に一部フィクションを織り交ぜております。)

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★本日の一言---で・・写真のコはいったい??

※ハンドルネーム「riris」→「ririth」に変更しました。深い意味はありません。実は今更間違いに気付いただけ(滝汗)

猫夜話~nekoyawa~wind第二夜~

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いつしか、僕はおばさんと会えるのが楽しみになっていた。
ドアが開いておばさんの笑顔が見えたら、嬉しくて嬉しくて自然と自分から駆け寄って行ったんだ。

「誰にもそんな事しないコなんです。是非連れて帰って行きませんか?」

いつもお世話をしてくれるお姉さんが、おばさんに話してくれて、僕とおばさんの2人暮らしが始まったんだ。

僕は僕のままで、おばさんはおばさんのままで、お互いそばにいるだけで、ふんわりと優しいひだまりのような時を過ごしたんだ。

ところがいつからだろう。
時々、僕をみるおばさんの眼が暗く曇ったり、何かを悩んでいる事を感じるようになったんだ。

僕が心配そうな顔をすると、決まっておばさんは
「いいコだね。いいコだね。」
と頭を優しく撫でてくれた。

あの日も、おばさんはいつも以上に僕の頭を撫でながら

「いいコだね。何も心配いらないよ。ちょっと留守にするけど、お世話はちゃんとお願いしてあるからね。いいコだね、いいコだね・・・」

「じゃぁ、ちょっと行ってきます」

いつもの笑顔を残して、玄関のドアがバタンと閉まった。

僕とおばさんが過ごした、ひだまりのような思い出が溢れた部屋が静けさに包まれた。



(今夜のお話は事実に一部フィクションを織り交ぜております。)

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第三夜に続く・・・

猫夜話~nekoyawa~wind第一夜~

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僕が生まれた意味ってなんだろう・・

僕は誰にでも愛想を振ることが苦手です。
お洋服を着せられるのも苦手です。
一番のお洋服は産まれた時から身に纏っているつもりなんだけど・・それじゃダメなのかな?
芸を覚える事も苦手です。

ありのままじゃダメなのかな??
ありのままじゃヒトに喜んでもらえないのかな??

僕と一緒に過ごしているコ達は、それじゃ誰も家族に迎えてくれないよって笑うんだ。
誰より真っ先に足元に駆けつけて、愛想良くしなきゃダメなんだって。

あの頃の僕は色んなヒトが遊びにくるペットショップのふれあいルームで産まれた意味をいつも考えていた。

ありのままじゃダメなのかな?
遊びたい時に遊んで、眠りたい時に寝て、寄り添いたい時に寄り添う・・。
でもそれじゃ、また「つまらないコ」って、言われちゃうんだろうな・・。

いつものように部屋の片隅でうずくまる僕に、ある日突然差し伸べられた優しい手のぬくもり。
「いいんだよ、寝ていていいんだよ・・」

頭を撫でる優しい手の温もり・・・

それが僕とおばさんの出会いだったんだ。

(今夜のお話は事実に一部フィクションを織り交ぜております。フォトはかつぼんですが、彼は全く関係ありません・・・。)

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第二夜に続く・・・

猫夜話~nekoyawa~ 2度目のさよなら

中学生の時出会った、キジトラ模様の女の子の猫、チビとは2度お別れを経験した。

1度目は高校卒業して一人暮らしを始めた時。
チビはいつものように、私の姿が見えなくなるまでお見送りしてくれた。

しばらくして帰省した時、バス停で一番真っ先にお出迎えをしてくれたのがチビだった。
忠犬ハチ公のように毎日待っていたのか?
疑問に思うと同時に申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが複雑に混じりあったままで一緒にチビと並んで実家まで歩いた。

父に尋ねると「そんなことはない」「偶然だろう」と一笑された。
そうか、ただの偶然だったんだ。
久しぶりに、チビの満ち足りた寝顔を横目で見ながらちょっと残念な気持ちにかられた。

ところが、それから帰省する度にチビはバス停で出迎えてくれた。
いつしか、チビと並んで歩くのが楽しみになっていた。

そして一人暮らしにも慣れた頃、久々に蒸し暑い夏の日
窓を開けると心地よい夜風と共に目の前の公園からは花火を楽しむ子供たちの声、車の雑音さえも一人の静かな夜には心地よい音に感じていた。

チビは今頃どうしているんだろう・・・
今度の週末、会いに行こうかな・・
そんな事をとりとめもなく考えていた

やがて夜も静けさを取り戻し、全てが静寂に包まれた頃、聞きなれた猫の声が耳に飛び込んできた。

「にゃおん」

空耳かと聞き流したその時、

「にゃおん」

はっきりと、チビの声を聞いた。

声がしたベランダに目をやると月明かりがカーテンに猫の影を映していた。

「まさか!?」

慌ててベランダに駆け寄り、カーテンを開け、あたりを見回す
しかし、チビはいるはずもなかった。

「やっぱり空耳か・・」

と部屋に戻った瞬間に電話が鳴った。

「チビがね・・・さっき息を引き取ったよ・・」

・・・・

そうか、お別れを言いに来てくれたんだね
今までありがとう、チビ
そして最後まで待たせてばかりでごめんね。

月が白く浮かぶ、朝の澄みきった空を見上げて、つぶやいた。

今でも忘れない不思議な猫との思い出

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本日の一言・・・週末のつれづれ話、長文にお付き合いありがとうございます。
プロフィール

ririth

Author:ririth
我が家の傾奇者軍団、コロスケ、スゥ、小力、かっつんの日記

コメント歓迎します!
赤ちゃん言葉(でちゅ、まちゅ、ねんね等)は苦手ですのでご理解よろしくお願いします。ブログ、HPをお持ちの方はURL残して頂けましたらのちほど遊びに伺いますのでよろしくお願いします♪


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個人的に好きな猫関連本です
どんな飼育書よりも参考になりました。

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名前:ニャンタ
享年11歳:初代にゃろご軍団隊長

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2004/8月頃の生まれ:2代目にゃろご軍団隊長・・・・の自覚はあまりない。天真爛漫のほげほげぼっちゃん

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2005/9月頃の生まれ:特技はオトウやんのストーカー。趣味:オトウやんのおっかけ。

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ニィちゃん:ゆとり世代なririsの息子。遅れてきた反抗期を満喫中♪ネコらに群がられる不思議なヒト

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